2009年12月4日金曜日

ええ話のような

青いオオサンショウウオ、作りました。
茶色のより見栄えはいいです。使い道は…まあいいです。にょほほ

それよりですね、今朝の話なのですが、
仕事に出かけ、雨の中のんびり駅を目指してたらですね、
ガッデム
社員証やらSuicaやらをごっそり忘れましてですね~
ノーウェ~イ
取りに戻ったら遅刻の予感だったのでタクシーつかまえたのですよ。
乗ってしばらくしまして、
運転手のおじさんがおもむろに一粒ハイレモンくれたんです。
「お恥ずかしい…でもハイレモンどうぞ」って。
あのラムネみたいなやつですよ。
なんでまた…
聞いたら末の娘さんが昨日買って帰ってくれて、
「お父さん、明日女の人が乗ってきたらあげるといいよ」って…
「女の人は甘いものが好きだから」って……

泣きそうになりました。
ええ話やないか…
「うう…おいしいです」ですと言ったら一粒またくれて、

この東京砂漠でこんないい話が…
しみじみと運転手さんが話すのを聞いていたら何とオチが。
娘さん、ジーンときてる父親に、
「でね、お小遣いちょっと足りないんだ」

…なんぼか知らんけど運転手さん、
感動ついでに娘にお小遣いやっちゃったらしいです。
まんまとやられとるがな…
ひと箱百円ぐらいのハイレモンがおそらく数千円に化けたわけですな。
私ふた粒ももろて…なんぼですのん…


末娘という特権と父娘という状況をフルに生かした実に巧妙なやり口、
娘、そうとうの手練れですな。
年頃になったら男の子イテこますんでしょうな…
でも運転手さん嬉しそうでね…きっとええ家族なんやろなあとは思いました。

遅刻もせんかったし、概ねええ話聞けたんで良かったんですが、
オッちゃん、このハイレモン甘酸っぱいよ…、と。
きれいにオチついたな、しめしめ、と。寝よ









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