なんだか本調子でもない感じでして、ゆっくりしたほうがいいのかな、と
自宅でよく映画を観ております。
で昨日観て面白かったのがコチラ
原題がLawless |
バージニアで酒の密造をしていた実在の三兄弟の、
もはや伝説ともいえるエピソードてんこもりのお話。
いやー抱腹絶倒ですよ。(シリアスな映画ですもちろん)
バージニアでは彼らは英雄で、博物館もあるそうです。
コレがその三兄弟、ボンデュラント兄弟。
左からジェイソン・クラーク、シャイア・ラブ―フ、トム・ハーディが演じてます。
なんと癖のある魅惑的なキャストなのかしら。
強そうだわ~
シャイア・ラブ―フは置いといたとしても、こんな兄弟にケンカ売らない普通は。
首太いよ首。
まず長兄
戦場帰りでアル中ですが、一個大隊全滅のなか1人だけ帰ってきたという
不死身エピソードをお持ちで、キレると獣。実際いちばん怖いタイプです。
このかたジェイソン・クラーク、ゼロ・ダーク・サーティの好演も記憶に新しいけども、
最近引っ張りダコですなあ。
ゼロ・ダーク・サーティでは囚人にひどい拷問するCIA局員を演じてたけど、
どうも狂気をはらんだ静かな人が似合う。目も怖いし。
怖い怖い怖い |
で次男
首首首 |
そもそもこんな首の太い人にケンカを売ってはいけません。
首首 |
そうだ首を切ってやろう、と思っても切れませんよコレは。チェーンソーが要ります。
しかしこのトム・ハーディもいい俳優さんですな~声もいいし。
これからはなんか変なマスクしないで地声でどんどん喋ってほしい。
で三男
若者らしい悩みの多い役どころで、けっこうヘマもします。
でも強くなっていくんですね~
シャイア・ラブーフもいい俳優さんですな~(あっさり)
でこの三兄弟を追いかける悪徳取締官
分け目どうしたの!? |
こんな・・・こんなマンガみたいな悪者・・・んんふう
粘着質でほんとに気持ち悪かった。
ガイ・ピアースが演じてます。このかたもスバラシイですな~
でチョイ役で
ゲイリー・オールドマンも出てます。ギャング役です。
なに演じてもイケてるなあ~と思うけど、ちょっともったいない感は否めなかった。
せっかくのゲイリー・オールドマンを・・・
熱々のおいしい唐揚げに、極厚あわびステーキ添えちゃったみたいなもったいない感。
どう食べればいいんだどっちが先なんだ喉つまるよ、という戸惑いが。
あとジェシカ・チャステインも出てます。
最近これまた引っ張りダコだけども、落ち着いた演技で観てて安心感があります。
眼福眼福 |
豪華ですなあ~キャストだけでも「観たい!」と思えますでしょ。
ストーリーも禁酒法時代ということで、
暴力の渦中、いつ命を落としてもおかしくないハラハラと、
不死身の三兄弟の痛快な大暴れでたいへん楽しめました。
「あ、死んだ」と思っても死なないんだもの~思い出してもニヤニヤしてしまう。
かなり頑丈だったんだねえ~実話っていうのがビックリします。
DVDになっとります。騙されたと思ってゼヒ。
騙された、と思ってもそれはそれでまあ・・・楽しめます。
あの~邦題の「欲望のバージニア」はちょっと違う気もします。
生活のために密造やってただけで、欲望とは違うような。
禁酒法じたい悪法と言われてますからなあ。
酒好きだからかな?
でもね、モロコシから作る樽熟成ナシの密造酒、
マズそうだった!!
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