2013年5月10日金曜日

遠野 カッパは釣れない


遠野物語で有名な遠野にちょっと立ち寄ったんですが、
「カッパ淵」というカッパがよく目撃される川べりです。

釣竿の先にきゅうりが結んでありまして、
カッパの大好物ですから釣れるかもしれないわけです。
いたいけなどこぞの子供が本気で狙ってましたカッパ。
ちゃんとカッパの守り人(まぶりっと)がいて、釣りも無料ではありません有料です。
万が一釣れたら、持ち帰りはOKなのか先に交渉したのか小僧。
そもそも1世紀以上の月日を経て、カッパの好物はいまだきゅうりなのか?
なんかもっとカロリーあるもんが好きになってるんじゃないか?かっぱえびせんとか。
そして、こんな観光客がいっぱいいるところにのこのこ出てくるようなら、
恐らく残念ながらずいぶん前に絶滅しておるはず…
そもそも釣りで正解なのか捕獲の形態は。ザリガニじゃないんだし…
カッパって、姿は人間にものすごい近いよねえ釣るのは無理じゃないか?
重くて、子供には引き上げられないじゃないか。
よし万にひとつ、当たりがあったら私が川に飛び込んで取り押さえてやるぞ。
銃後の守りは任せておけ~もっとその岩陰を狙わんかい

いろいろ悶々と川べりで真剣に考えてたら、
思いのほか本気でカッパを待ってる人みたいな眼差しになってました。
カッパ淵、人によってはがっかりポイントでしょうが、わたくしは楽しかったです。

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