恐怖のタクシー

ちょっと前なんですがねえ…
自宅から渋谷までタクシーに乗ったのですよ。
16時に宇田川町で待ち合わせで、自宅を出たのが15時40分ぐらいだったか。
電車で行けば10分だけど、突然の雨。
革製品を運んでたので、濡れちゃいかんと思いタクシーに。

すごいいい人そうな運転手さんで、40代ぐらいかなあ。丁寧で真面目～で。
車内にはクラシックが流れ、
天気の話をしながら順調に走ってたんですわ。

「近道しましょう」
と、いつもとは違う抜け道を勧められて
「ほなそれで」ということになった。

ところが突然の雨のせいか思わぬところが混んでて、
狭い抜け道で大渋滞に巻き込まれてしまった。
10分経ち20分経ち…

待ち合わせの相手も「遅れる」と連絡があったので、
わたくしはあんまり焦ってなかったんやけど、
運転手さんが完全にテンパりだして、
「ここここんなはずじゃ」「すすすすすいませんすいません」
恐縮しまくって、あげくの果てに
「りょりょりょ料金は無料でけっこうです」とか言い出しまして。

アクセル全開、一旦停止も無視クラクション鳴らされまくりで爆走ですわ。
ヘンな息もれてるし。シューとかフシューとか。
パ、パニック症候群？
ドリフトされて無料とか言われても！
倍払うから落ち着いてくれ
ですよ。


ほんとに怖かった。ヘンな汗でネタネタよ。
お金払って飛び降りたよ。
渋谷まで40分ぐらいかかったかなあ。
でもね、
お金より時間より命が大事よ。マジで。