2014年9月13日土曜日

[マンガ]尾行したかった

どえらいもん見た

さて
京都人の「いけず」についてですが、

東京に住んでおりますと、
「関西ですか?」とよく聞かれますわ。
ええ、ええバリバリの大阪弁ですから。

で「関西のどちら?」となりますわな。
「大阪です」
「あ、大阪は行ったことないんですが・・・京都はよく行ってます」
「あ、そうですか」
このやりとり、何十回もやってますねえ。東京のかたは京都大好きですよ。

「喋りかたがゆっくりで、京都っぽいですね」
これもよく言われます。
うーん大阪のイメージがものっすごい悪いんでしょうねこれは。
大阪=早口、野蛮
京都=ゆっくり、上品
こういうイメージなんでしょな。

でもあの~
京都人の「いけず」はスゴイんですよ!
「いけず」は「ちょっとした意地悪」みたいな意味でしょか。
京都だけじゃなく関西ではよく使う単語ですが、
京都人のいけずはまあエゲツナイですよ!
相手にそれとは気づかせない感じでサラ―ッと言いますから。
京都人同士なら「はっ」となるんでしょうが、
京都以外の一見さん、特に東京人は気づかないと思う。強く思う。

たとえば前に京都でバス乗ってたら、
修学旅行生が不安げに、運転士さんに「このバスは[トリマル]で停まりますか?」
と聞いたのです。

[烏丸]

これは確かに読みにくい。
[トリマル]は学生さんの読み間違いで、
正しくは[カラスマ]ですわ。

ちょっと離れたとこでわたくし立ってまして、
ああ烏丸のことやなあと。
もちろん運転士さん答えてあげるやろな、と思って聞いておりました。
そしたら
運転士
「さあ~トリマルは知らんな」
にべもないなオイ!!

まあ運転士さんも運転中ですから、話しかけちゃならんちゅうこともありますわな。
それしてもねえ・・・
そしたら学生さん困って、すぐそばに立ってた30代ぐらいのお姉さんにまた聞いたんです。
「トリマルに停まりますか?」
お姉さん
しばし沈黙のあと、
「・・・・トリマルは知りませんね・・・カラスマなら知ってますけど」
「えっ・・・じゃあそのカラスマには停まりますか?」
「カラスマなら停まります」

ヒイイイ~凍傷なるわ!!
すげえ冷たい感じでねえ・・・ビックリしましたよ。

大阪人のわたくし、もう半身乗り出して助けたろ感丸出しでしたよ。
近くに立ってたら2秒で教えてあげたのにな。

大阪人であれば
「トリマルに停まりますか?」
「え?トリマル?ああカラスマやな。うん停まるで」
「あ、ありがとうございます」
「ややこしいやろ、京都の地名は。ほんでどこ行くん」
「本能寺です」
「ほんだら烏丸御池のほうが近いで。烏丸の1個先やから」
「じゃあそうします」
「降りるとき言うたるから。ピンポン押さなあかんで」
「はい」
「降りたら信号わたってバーッと行ってクイッと曲がったらええし」
「えーと、はい」
「そやけど本能寺なんか何もないで。今はもう燃えてへんし」
「・・・そうですね」
「ええな~学生さんは。後ろの女の子かわいいやん好きなん自分」
「えっ・・・」
「好きやろ自分。告白すんの?この旅行中に。このこの~がはは頑張りや~」

これか~!!
だから嫌われるのか~!!大阪人
イメージ通りやね。

こんど京都へ遊びに行ったら注意深く町の声を聞いてごらんなすって。
背骨が冷えますよ。
ついでにね、大阪も寄ったってね。食べもん安いしね、人は親切やし
ええとこよ~うえへへへ(卑屈)


そんなわたくし週明けから出張です!


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